ベトナム航空 東京/成田〜ダナン線の機材大型化 8月はA350
ベトナム航空は、東京/成田〜ダナン線の機材を大型化する。
現在はエアバスA321型機で運航している。8月1日から31日まではエアバスA350-900型機に機材を大型化する。
ベトナム航空はこの他に、東京/成田〜ハノイ・ホーチミン線をボーイング787型機で運航しており、東京/成田発着3路線が大型機での運航となる。
■ダイヤ
VN318 ダナン(00:10)〜東京/成田(07:35)
VN319 東京/成田(09:00)〜ダナン(12:40)
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✈️ エアバス A350-900 概要
【基本情報】
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メーカー:エアバス(Airbus S.A.S., フランス)
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型式:A350-900(A350 XWBシリーズの一部)
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初飛行:2013年6月14日
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就航開始:2015年1月(カタール航空が初運航)
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製造拠点:主にフランス(トゥールーズ)
🔧 機体スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
全長 | 約66.8メートル |
全幅 | 約64.8メートル(ウィングレット含む) |
高さ | 約17.1メートル |
最大離陸重量(MTOW) | 約280トン(型式により異なる) |
航続距離 | 約15,000km(8,100海里) |
巡航速度 | マッハ0.85(約903km/h) |
最大座席数 | 約350~440席(航空会社の座席仕様による) |
標準座席数(3クラス) | 約300~350席 |
🔍 特徴・技術的ポイント
✅ 次世代の中大型機としての設計
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A350 XWB(Xtra Wide Body)シリーズのひとつで、ワイドボディの最新鋭機
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B787ドリームライナーに対抗して開発され、快適性・効率性・静粛性に優れています
✅ 炭素繊維複合材の採用(CFRP)
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機体の53%に炭素繊維複合材を使用し、軽量化と耐久性を実現
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燃費効率の向上、腐食・疲労の低減に貢献
✅ 静粛性と快適性
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キャビン内の騒音は極めて低く、加湿・気圧管理も最新
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LED照明や大型窓で、開放感ある機内空間
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A350は「世界で最も静かな双発機」と評価されることも
✅ 最新鋭のアビオニクスと操縦支援
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フライ・バイ・ワイヤ制御、6面の大型液晶ディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ(HUD)も装備可能
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コックピットはA380やA330neoと共通性があり、パイロットの型式転換もスムーズ
🔋 エンジン
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ロールス・ロイス Trent XWBエンジンを2基搭載
→ 世界で最も燃費効率が高い大型ジェットエンジンのひとつ
→ 推力:約84,000ポンド(XWB-84)
🌏 運航している主な航空会社(例)
航空会社 | 備考 |
---|---|
カタール航空 | ローンチカスタマー、長距離国際線に使用 |
シンガポール航空 | A350-900ULRで超長距離路線も運航(例:シンガポール〜ニューヨーク) |
日本航空(JAL) | 2019年に導入、国内線および国際線に使用予定 |
フィンエアー | 欧州〜アジア路線に活用 |
ルフトハンザドイツ航空 | A340代替機として活躍中 |
🆚 競合機との比較(例:Boeing 787-9)
項目 | A350-900 | B787-9 |
---|---|---|
航続距離 | 約15,000km | 約14,000km |
標準座席数 | 約300~350 | 約270~300 |
機体素材 | 炭素繊維 53% | 炭素繊維 約50% |
エンジン | Rolls-Royce Trent XWB | GEnx / Trent 1000 |
💡 特記事項
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A350-900の発展型として、より大型・長距離型の「A350-1000」も存在(全長は約7メートル長い)
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一部は「ULR(Ultra Long Range)」仕様で、20時間近い飛行が可能