ピーチ、搭乗前抗原検査の期間延長 3月末まで
ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は12月14日、利用客が搭乗前に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗原検査を受け、国内線を利用できるようにする「抗原検査後国内線利用実証事業」の対象期間を、2021年3月31日搭乗分まで延長すると発表した。当初は11月20日から12月19日搭乗分を対象にしていたが、年末年始も検査を受けられるようにした。 対象路線はこれまでと同様、関西空港発の宮崎と奄美線の2路線で、自己負担額も従来と同額の税別3000円となる。 延長後の提携クリニックは、大阪府西区のうつぼ Garden Clinicと兵庫県尼崎市の森川内科クリニックの2カ所。搭乗5日前までに事前予約が必要となり、最後の検査受付は3月25日となる。 費用の一部をピーチと各自治体が負担することで、利用客の支払額を抑えた。帰省需要が高いものの、航空以外の代替交通手段が少ない2路線を対象路線に選んだ。