JAL、北米全就航地を3月再開 羽田-ロンドンは毎日運航
日本航空(JAL/JL、9201)は12月17日、国際線の運航計画を発表した。期間は2021年2月1日から4月15日までで、3月から羽田-サンフランシスコ線、成田-サンディエゴ線とシアトル線の北米3路線を再開し、北米方面は全就航地が運航再開となる。また、羽田-ロンドン線はJL43/44便を3月5日から週7往復のデイリー運航に増便する。路線再開に伴い、2月の国際線減便率は79%と12月から1月と同じだが、3月は74%、4月は72%と徐々に改善する。
3月の北米3路線再開により、JALの北米9都市すべてが運航再開。シカゴ、ダラス・フォートワース、ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、バンクーバーへ乗り入れる。
3月1日再開の羽田-サンフランシスコ線の運航日は、サンフランシスコ行きJL2便が水曜と金曜、日曜、羽田行きJL1便が月曜と木曜、土曜。このほかに成田-サンフランシスコ線(JL58/57)が週4往復運航しており、羽田と成田を合わせた東京-サンフランシスコ間は週7往復のデイリーになる。
羽田-ロンドン線は、2月1日から3月4日まで羽田を月曜と火曜、金曜、土曜、日曜に出発しているJL43/44便を、5日からデイリーに増便。このほかに羽田を水曜と金曜、日曜に出発するロンドン行きJL41便と水曜出発の羽田行きJL42便を運航する。また、ロンドン発羽田行きの一部を到着地変更し、金曜にロンドンを出発する中部行きJL8042便と、日曜にロンドン発の関西行きJL8044便を運航する。
このほか、羽田-ホノルル線の臨時便を引き続き設定。バンコク発羽田行きの増便や、羽田-デリー線の臨時便を運航し、春休み期間にはロサンゼルス発関西行きを増便する。
また、オセアニア方面のシドニー線とメルボルン線については今回の発表に含まれておらず、JALは確定次第案内するとしている。
By Tadayuki YOSHIKAWA